チューブを使ったトレーニングは、自重やダンベルでのトレーニングとは違った効果があります。
早速レビューします![/voice][aside]この記事でわかること
・THE FIT LIFE トレーニングチューブのスペック
・良い点、悪い点
・他メーカー品との違い
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■これを書いているひと
The Fit Life トレーニングチューブ【レビュー】
このトレーニングチューブの販売元であるThe Fit Lifeは、アウトドアやスポーツ、ガーデン向けの商品を開発・製造している会社。15か国以上で商品展開をしているらしく、今回購入したのはその日本法人らしい。
ネットで検索すると、日本法人のサイトが出てきた。https://thefitlife-japan.com/
今回ボクはAmazonで購入。早速開けてみると、しっかりとした箱に入っており潰れなどはなかった。
箱を開けると丁寧に梱包されていて、ナイロン製の黒い袋の中に商品が入っていた。
トレーニングチューブ一式をこの袋に入れて持ち運びできそうだ!
黒いナイロン袋から商品を取出し並べてみた。
内容物を調べたが商品に不足は無かった。
取扱説明書
トレーニング種目がいくつか載っていた。
品質保証書
180日品質保証付き。ただ、お買い上げ日の記載はなかった。。。
内容物は以下の通り。
[box class=”pink_box”]・トレーニングチューブ 5本・持ち手(グリップ)
・ドアアンカー
・足首ストラップ
・取扱説明書
・保証書
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The Fit Life トレーニングチューブ 商品スペック
気になる商品のスペックを見ていこう。
5本あるチューブの長さはすべて約1.2m。(取説記載) 色違いで5本入っている。
負荷ごとに色分けされていて、負荷が一番軽いイエローが5kg。一番重いブラックは18kg。
付属の取説に色ごとの負荷の説明がありました。ごていねいにポンドの表記もある。
全体的に作りがしっかりしている
チューブは天然ラテックスという素材でできており、ゴムの木から出る樹液を加工し作られたもの。
その特徴は高反発性に優れ、抗菌や防カビ、防ダニ性があるらしい。
チューブの先端はゴム素材で止められている(下画像の黒い部分)。
チューブ先端のゴム部分を丸ごと包むようにキャンバス地の接続部分が取り付けられている。
この部分で持ち手(グリップ)と接続する。
持ち手(グリップ)と接続するときは、上の画像のような状態で接続する。
先端部分のゴム素材やキャンバス地の縫製がしっかりしているのでトレーニング時、チューブがグリップから外れることなく安心して使えそうだ!
ちなみに、キャンバス素材の部分にはポンド表記のタグが取り付けられている。
上の画像のように、グリップのカラビナと接続する。
ここからは、The FIt Life トレーニングチューブのボクが思った良い点と、悪い点を紹介しよう。
良い点 悪い点
[box class=”pink_box” title=”良い点”]・チューブの張力が強く、負荷が逃げない・グリップが扱いやすい
[/box]
良い点 チューブの張力が強く、負荷が逃げない
この商品の最も良い点は、なんといってもゴムの張力が良いこと。
ゴムの伸びが良いので、負荷が逃げずにトレーニングできる。
ボクはこの商品を買う前に某100円ショップのトレーニングチューブを買ってみたことがある。
100円ショップのトレーニングチューブは、伸ばしていくとある地点で完全に伸び切ってしまい元に戻らなくなり、1回で使いものにならなくなってしまった。
上(オレンジ色)が某100円ショップのトレーニングチューブ。
下(赤色)がThe Fit Lifeのトレーニングチューブ。
某100円ショップのトレーニングチューブは乾燥しているのに対して、The Fit Lifeのトレーニングチューブはほどよくオイリーでしっとりとしていた。テカテカしているのがわかると思う。
また、某100円ショップのトレーニングチューブは折り曲げるとフニャフニャして戻るのに時間がかかるが、The Fit Lifeのトレーニングチューブはすぐに反発しもとの形に戻ろうとする。
良い点 グリップが扱いやすい
グリップはプラスチックでできていて、その周りをスポンジで巻いてある。
トレーニングに支障はないのだが、プラスチックの面取りが雑だった。
ゴムの張力が良かったほかにも、このグリップの作りもすごく良かった!(面取りが雑と書いてしまったが。。。)
プラスチックの筒にチューブと接続する部分を通すかたちになっているのだが、トレーニング時はグリップが固定されずクルクル回る仕組みのためトレーニングしやすかった!
実はこれすごく重要で、グリップ部分の稼働が悪いとけがのリスクが大きくなる。
グリップ部分の稼働が悪く固定されてしまうと、ゴムの張力に引っ張られて手首、足首が返ってしまいけがの原因になってしまう。
The Fit Lifeのトレーニングチューブはこの点がクリアになっていて、グリップ部分が固定されておらずクルクル回るため手首、足首が返ってしまうことなく安心してトレーニングできる。
一方、悪い点もあったので書いていこう。
[box class=”glay_box” title=”悪い点”]・ゴム臭い・ゴム特有のオイル感
・素足で踏み、トレーニングすると痛い
・ドアアンカーはあまり使わなそう
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悪い点 ゴム臭い
箱から開けたときはじめに感じたのが、ゴム臭の強さだった。
外で使っているときは気にならないが、自宅で使うときは敏感なひとは気になるくらい。
ただ、使っていくうちに慣れてくるし、だんだん臭い自体も取れてくるので、購入をためらうほどでもないだろう。
悪い点 ゴム特有のオイル感
触ってみて感じたことは、チューブが少しオイリーだった。
素材特有のものだろうか? トレーニングしたあと、チューブを触った手がツルツルしていた。
気になれば乾いた布で拭いたり、使っていくうちに解消すると思う。
ただ、お手入れという観点から見ると、チューブがカラカラと乾いている状態は良くなさそう。
ゴムの切断やひび割れにつながるので、メーカーはあえて少しオイリーにしているのかな?
悪い点 素足で踏み、トレーニングすると痛い
サイドレイズやアームカールなど、チューブを足で踏んで行うトレーニングがある。
チューブを引っ張ったあと、元に戻すときに引っ張られたチューブが縮むため、それに皮膚がはさまり痛い。
ボクは途中でトレーニングをやめてしまうくらいの痛さだった。
足のほかにも背中など直接肌に触れるトレーニングは、はだかではなく靴下やジャージを着ることをおすすめします。裸でトレーニングするひとは特に注意です!
悪い点 ドアアンカーはあまり使わなそう
ドアアンカーがついているのだが、あまり使う機会はなさそうに感じた。
商品のクオリティがあまり良くない。チューブや持ち手の作りが良かっただけにこれはちょっと残念だった。
厚手のキャンバス地の素材に、プラスチックの輪っかが付いている。
グリップに使われているものと違い柔らかいプラスチックが使われている。
そのプラスチックの周りにスポンジが巻かれているのだが、ボクは悪い言い方だがちゃっちく感じてしまった。
ドアアンカーの先端を閉めたドアで挟んで固定し、そこを支点として引っ張る。ローイングなど背中のトレーニングや足のトレーニングに使うものなのだが、強い荷重がかかるため、はたしてそれを支えられるのか?と思うような作りだった。
さらに体重をかけることで、ドアやドア枠ごと外れてしまわないか不安だ。賃貸に住んでいる人にはなおさら心配に思うひともいるだろう。
ということで、ボクはドアアンカーは使うことはないと思う。
まとめ
購入のお礼メールが来たり、品質保証書がついていたり、取引自体の不安は全くなかった。
マイナスポイントもあったが、それを補って余りあるほどのクオリティだった。
この記事を書いているいまは、コロナの影響で外出自粛中。
日頃トレーニングをしている人たちにとっては、思うように体を動かせずストレスがたまる状況だが、いろいろな工夫でトレーニングを継続していきたい。
このトレーニングチューブはそんな悩みを解決してくれるひとつかもしれない。