人体に無くてはならない要素 タンパク質
タンパク質は、筋肉だけでなく、内臓や皮膚、髪の毛、体毛、爪など、いろいろな形で人の体の構成要素となっている。なかでも、最も多くタンパク質を含んでいるのが、骨格筋です。
骨格筋について詳しくは以下の記事を読んでみてください!
[kanren postid=”357″]タンパク質は、成人体重の15%前後存在するといわれています。一般男性70Kgの人であれば、約10Kg程もあることになります。
一言でタンパク質といっても、実は様々な種類があります。ですが、すべてのタンパク質は20種類のアミノ酸から構成されていて、タンパク質の種類によって構成されるアミノ酸の組み合わせが変わってきます。
骨格筋を動かすタンパク質
骨格筋(筋肉)を細分化していくと、筋繊維 → 筋原線維となりますが、筋原線維をさらに細かく見ると、サルコメアという組織になります。
サルコメアは、ミオシンとアクチンで構成されています。ミオシンとアクチンは収縮性があり、この二つが規則正しく重なり合うことで筋肉が収縮する力を発揮しています。
骨格筋を小さく小さく細分化したサルコメアが増えることで、最終的に筋肥大につながるのです。
アミノ酸とペプチド
タンパク質を最小化するとアミノ酸というものになります。
アミノ酸が結合して2-100個くらいになったものをペプチドといいます。ペプチドには様々な効果があります。お店で売っているサプリメントなどは、健康増進に作用するペプチドです。
アミノ酸や、ペプチドは結合物が少ないので、消化吸収が早くなります。一般的なプロテインの他に、ホエイペプチドといわれるものがありますが、結合物の多いタンパク質であるプロテインに比べ、ペプチドまで抽出したものの方が、消化吸収が早いので、より高価な商品ということですね。
まとめ
この記事ではタンパク質とアミノ酸についてまとめてみました。
タンパク質は、未だに解決していない分野もあり、奥が深いものです。
ですが、人間の体を構成する要素として、とても重要なものです。
この記事を読んでくれた方が、自分の体や状態を知ろうとするきっかけにでも役立てばうれしいです。