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年齢と筋肥大の関係

[voice icon=”https://empire6.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_5538-1-e1587204985767.jpg” name=”かみちゃん” type=”l fb”]肉体は加齢とともに衰えていきますが、筋肉は何歳になっても成長させることが出来ます。
中高年から始めても決して遅いわけではなく、しっかりとトレーニングを行えば筋肥大を目指せます。[/voice]

筋力の衰えとは?

筋力の衰え。すなわち筋繊維の減少を意味します。

個人差はありますが、筋繊維は一般的に25歳くらいにピークを迎え、だいたい65歳まで徐々に減少していきます。さらに、それ以降は急激に減少していきます。

つまりは、65歳くらいまでは緩やかに減少していき、それ以降、減少の速度が速くなるのです。

年齢と筋肥大の関係グラフ
株式会社ビーナスより

特にトレーニングをしていなければ、年齢とともに筋力が低下するのを避けることはできません。

ですが、逆に考えると筋繊維がゼロにならなければ、トレーニングで筋肥大していくことは可能ということです。筋肥大に、年齢は関係ないのです。

何歳まで筋肥大できるの?

実際に何歳まで筋肥大できるのでしょうか?

筋繊維の減少の他にも、成長ホルモンや、テストステロンの分泌量も減っていきます。また、ある研究では、タンパク質合成の反応低下も報告されており、加齢とともに筋肉は成長しづらい環境になっていきます。

その一方で、高齢者でも筋トレによって筋肥大効果を得られたという実験結果も出ています。介護事業などを営む株式会社ビーナスでは、以下のような研究結果があります。

[aside]ある高齢者の女性(82歳)が体力測定を行いました。この女性は3ヶ月継続して、足踏みなどのトレーニングを行っていました。トレーニングを始めた当初と3ヶ月後を比較したところ。

【TUG】3m先のカラーコーンを回って戻ってくるタイムを計測
   (初回)31.26秒 →(3ヶ月後)23.08秒

【2分間足踏み】2分間で足踏みできた回数を計測
   (前回)45回 →(今回)97回 
[/aside]

TUGで8.18秒の短縮、2分間足踏みで52回増加という結果になり、いずれもトレーニングの成果が見られました。

他にも、株式会社ビーナスによると、60~72歳を対象に12週間の筋力トレーニングをした結果、筋力が170%に、膝伸展筋力が227%に増加したという報告もあります。

これらのことから、高齢になっても筋力は鍛えれば、強くなるのです!!

バーベル競技

まとめ

筋肉は、いくつになっても鍛えて増やすことができるといわれます。事実、バッキバキの高齢ボディービルダーはたくさんいます。

筋肥大や、ペースは若い世代より落ちるものの、しっかりとトレーニングすれば年齢は関係なく、筋肥大は可能といえるでしょう!!

日々何もしなければを、筋力は衰え、低下の一途を辿ります。  何もしないでのんびりしていますか?

年齢に抗いトレーニングするのもカッコいいですよ!!

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